グローバル化の進展や市場ニーズの急激な変化などを背景に、新規事業の創出は喫緊の課題です。貴社では、新規事業開発は順調に進んでいるでしょうか。

社内のリソースだけで新たな価値を創出し続けるのは、おのずと限界があります。これからは、社内だけではなく社外のアイデアを活用して新たな価値を創出するオープンイノベーションの時代です。オープンイノベーションを専門とする当社では、これまで様々な業種・規模の企業に対して、オープンイノベーションを活用した新規事業開発を支援してきました。

ここでは、オープンイノベーションを活用してイノベーティブなアイデア創出に成功した事例をご紹介します。

アイデア抽出フェーズでオープンイノベーションを活用

新規事業開発には、大きく分けるとアイデア抽出→プランニング→実行の3つのフェーズがあります。その中でも、イノベーティブな価値を創出できるかどうかは「アイデア抽出」がカギになります。アイデア抽出には様々な方法がありますが、よく聞くのが下記のような課題です。

オープンイノベーションにおけるアイデアの集め方の比較

これらの課題を抱えたままでは、なかなか成果に結びつかないでしょう。そこでぜひお薦めしたいのが、オープンイノベーションの活用です。実は、アイデアのコアはほかでもない「人」に蓄積されています。社外のあらゆる職種・業種のプロ人材を活用し、良質なアイデアを数多く集めることができれば、新しい価値の創出に一気に近づきます。ここで、実際に当社のオープンイノベーション支援サービスを活用された企業の事例をご紹介します。

【事例】5000名のプロ人材からアイデアを募って新規事業の種を創出

  • 業種:メーカー
  • 売上高:5000億円規模

背景と課題

この企業では、市場の急激な変化を背景に新規事業の開発を急いでいました。そのため、社内で新規事業開発室を設け、2年間にわたり社内でアイデアを模索していました。しかし、社内からは既存事業に近い領域のアイデアしか出てこないのが課題でした。

真の価値創出には既存の事業やビジネスモデルに縛られない斬新なアイデアや、他業界のビジネスモデルやトレンドを踏まえたうえでのアイデアが必要です。そこで、サーキュレーションのプロ人材を活用してオープンイノベーションで新規事業を開発することを決めました。

サービス活用の流れ

まず、サーキュレーションの専門コンサルタントが、現状やありたい姿などのヒアリングを行ったうえで最適なプランを検討。サーキュレーションが保有するプロ人材データベースを活用し、新規事業のアイデアを5000名のプロ人材から募ることにしました。アイデアの肝となる保有リソースや詳細条件などは、サーキュレーションと企業合同のプロジェクトチームでディスカッションしながら決めていきました。良質なアイデアを数多く集めるためのフローも確立されていますので、初めてでも安心して活用いただけたようです。

結果

集まった多数のアイデアから、広告業界出身のマーケティングのプロ人材であるM氏のアイデアを最優秀アイデアとして選定。M氏を中心に、次のステップである調査・分析フェーズに移っています。数カ月というこれまでにないスピード感で、実行フェーズまで進む見込みです。また、予想を超える良質なアイデアが集まったため、他のアイデアについてもプロ人材と社内のメンバーがディスカッションしながら検討を始めています。

オープンイノベーションを活用して新規事業開発を進めることで、単なるアイデア募集ではなく「社外と社内のアイデアを有機的に結合させて新たな価値を創出する」プロセスが実現できました。オープンイノベーションを活用した新規事業開発の取り組みは注目度も高く、担当者によれば新規事業開発室だけではなく、社内も期待以上の盛り上がりを見せているということです。

オープンイノベーションを活用して新たな価値を創出するために

事例からもわかるように、経営資源の限界を打破し、スピーディーに真の価値を創出するために、オープンイノベーションの活用は有効な打ち手です。当社は、オープンイノベーションの専門会社です。事例で紹介したように、5000名のプロ人材からビジネスアイデアを募ることも可能です。様々な業種に精通するプロ人材からアイデアが集まりますので、イノベーティブなプランに発展しやすいのが強みです。もちろん、アイデア抽出フェーズだけではなくプランニングや実行フェーズまで、プロ人材を最適な形で活用できます。無料面談を実施中ですので、オープンイノベーションに少しでも興味を持たれた方は下記までお気軽にお問い合わせください。