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無印良品のOMO推進で顧客LTV最大化に貢献したマーケティング×DXのプロ

風間 公太 氏

D2C・EC強化webマーケティング

経歴

学校法人イーエスピー学園
宣伝・PR

四季
広報宣伝

良品計画
web事業部

独立

プロフィール

4年間で1000万ダウンロードを達成したMUJI passportの企画開発など複数のPJを主導し、同社を2017年デジタルマーケティング成功企業1位への道に導いた立役者の1人。企業SNS黎明期から無印良品のSNSアカウント運用を一手に担い、フォロワーは500万名を超えている。MUJIのグローバル展開にあたってはブランディングコンテンツとして“What is MUJI?”を立ち上げ世界20ヶ国で始動。現在はOMO/DX推進支援や、企業SNSアカウント運用支援など、複数社で活躍。

プロ人材の対応可能支援範囲

風間 公太氏の支援範囲

創業期

新規事業開発 , 新商品開発 , 海外進出 , 認可取得・特許取得 , 販路開拓・営業強化


成⻑期

中期経営計画策定 , マーケティング戦略 , 営業組織強化 , WEBマーケティング , 小売店舗開発 , 生産管理 , 品質管理 , 物流改革・SCM


成熟期

業務改善 , アーキテクチャ設計・リファクタリング , 事業承継・M&A , セキュリティ強化 , 管理部門立ち上げ・ガバナンス強化・内部統制

フェーズ
共通

ブランディング・
広報

コーポレートブランディング・プロダクトブランディング , 広報組織立ち上げ・強化

人事

人事制度設計 , 人材採用 , 人材開発・人材育成 , 労務管理 , 働き方改革・テレワーク

経理・財務、その他バックオフィス

経理・財務体制強化 , 資本政策・資金調達 , IPO・IR強化・鞍替え , 法務

新たな脅威・
技術革新、
トレンドに対する対応

業態変革・DX , AI・機械学習 , ブロックチェーン , D2C・EC強化 , SDGs , オープンイノベーション , BCP

SCROLL RIGHT

プロとしての価値観を形成するまで

プロを意識したきっかけは、良品計画時代に「デジタル領域での成功企業」のマーケターとして登壇した経験によるものです。様々な機会で成功ノウハウを可視化してプレゼンすることで、自分のノウハウが必要とされていることを感じていたのです。

その後、デジタルマーケターとして10年ぶりの転職活動をする中で、「どの会社で働くか」ではなく「誰と働くか」という軸が自分に合っていると感じ、ちょうどその頃に無印良品で上司だった奥谷さんから声をかけてもらい、特定の事業会社に所属せずに、プロジェクトベースで複数社に関わるプロとしての働き方を実践するようになりました。

今後も自身の蓄積した成功ノウハウや経験を活かして困っている企業を1社でも多く助けたいです。

仕事や人生で大切にしていること

昔から大切にしていることは、良いと思った理由を突き詰めて考えることです。なんとなくで終わらせるのでなく、どこに惹かれたのか深掘りする習慣を持つことで一つの事象から副次効果を見つけられるようになります。

また、仕事で関わる人は皆成功を目指す仲間であると考えています。例えばベンダーさんとも、顧客の想定を超えるサービスを一緒に汗をかいて作り、上下関係を作らないようにしていました。自分達だけでできることには限界があり、外の人から学ぶことは非常に多いです。どうしたら顧客に喜んでもらえるか、を追求していく同志として切磋琢磨していく関係性を作っていきたいです。

風間 公太氏の事例

無印良品のDXの鍵「MUJI passport」の成功裏

株式会社良品計画小売業

背景・課題

  • オフライン中心の収益構造だったが、時代の流れでオンラインのタッチポイントの重要度が増しており、オンラインとオフラインの融合をより加速させることが必要であると感じていた
  • 顧客データの分析や顧客調査から、オンラインの接点がオフラインの店舗送客を喚起していることがわかってくるなどいくつかの仮説はあったので全社横断で具体策に落とす必要があった

成果

  • CRMを目的としたモバイルアプリ「MUJI passport」は4年間で1000万ダウンロードを達成
  • 2017年デジタルマーケティング成功企業1位獲得。デジタルは最終的には店舗の売上に貢献してくれるので「ネットに客を奪われる」という店舗の不安を払拭することに成功。また、SNS運用のみ、リアル店舗のみではカバーできなかった施策がデータ蓄積により可能になった

自身がプロジェクトにアサインされた理由

  • 日本での企業ソーシャルメディア黎明期から無印良品公式アカウントの運用を一手に担い、7年間でTwitterフォロワー55 万人/5年間で Facebookファン100万人/2年間でInstagramファン80万人/2年間でLINE友だち250万人を獲得できた実績
  • アプリ開発でのベンダーディレクションや、顧客とのタッチポイントを構築してきた経験と蓄積したナレッジ
  • ロジカルでありつつも現場の人を動かすために根気強く説明できるコミュニケーション能力

チーム体制

  • 事業部長
  • コミュニケーションチームは5名、うちアプリ担当2名

プロジェクトで意識したポイント

風間 公太氏
  • 組織横断のプロジェクトになるので、関係者の情報認識レベルに差が出ないように意識しました。定期的な報告はもちろん、対面での補足説明など実施。特に店舗側の納得度を高めながら進めローンチ後の摩擦を未然に防ぐように心がけました。
  • 定量的なデータを見せ、納得感も持ってもらえるように交渉をしました。例えばPR方法については、SNS上で伝え1週間でリーチした人数から、チラシに置き換えるとどのくらい費用対効果が高いかを示し、納得感を見せながらチラシからデジタルのタッチポイントに徐々に顧客コミュニケーション方法をシフトしました。
  • データでSNSやネットと店舗などのリアルの垣根を取り払うからこそ出る新たな施策を打ち出すようにしました。例えば、アプリ起動の位置情報を店舗出店計画に活用する、各店舗ごとに開催するイベントの企画にもデータの分析結果を活かすなど、マーケティング領域だけで無く既存の業務にデジタルを活用することが、より精度の高い成果や店舗の業務改善にも繋がるように働きかけました。

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