スタートアップから大企業まで60社以上を支援、企業のストーリーを生活者に届けるPR/広報のプロ
岡山 史興氏
広報組織立ち上げ・強化ブランディング
経歴
- ビルコム
- ゼネラルマネージャー
- 独立/70seeds 代表取締役
プロフィール
学生時代からNPOの立ち上げや、愛・地球博にて市民プロジェクトリーダーを務めるなど、一貫して社会課題と生活者をつなぐコミュニケーション領域で活動。
新卒にて、戦略PRコンサルティング会社に入社。名古屋の町工場から生まれたテーブルウェアブランドのPRを初期から担当し、広告費ゼロの中でPR戦略を立案、実行し、大ヒットを生む。現在は、独立し、70seeds株式会社の代表取締役/ウェブメディア『70Seeds』編集長を務める。
これまで新規事業立ち上げやアプリ開発など領域を横断し幅広くマーケティング活動に携わった背景から、情報発信のみに特化した支援ではなく、経営戦略から全体最適を考えたPR・広報戦略を描けることが強み。
ニュースアプリスタートアップの上場に向けたコーポレートコミュニケーション支援など、スタートアップ、大企業、地域に至るまで60社以上の支援実績を誇る。
プロ人材の対応可能支援範囲
岡山 史興氏の支援範囲
創業期
新規事業開発 , 新商品開発 , 海外進出 , 認可取得・特許取得 , 販路開拓・営業強化
成⻑期
中期経営計画策定 , マーケティング戦略 , 営業組織強化 , WEBマーケティング , 小売店舗開発 , >生産管理 , 品質管理 , 物流改革・SCM
成熟期
業務改善 , アーキテクチャ設計・リファクタリング , 事業承継・M&A , セキュリティ強化 , 管理部門立ち上げ・ガバナンス強化・内部統制
フェーズ
共通
ブランディング・
広報
コーポレートブランディング・プロダクトブランディング , 広報組織立ち上げ・強化
人事
人事制度設計 , 人材採用 , 人材開発・人材育成 , 労務管理 , 働き方改革・テレワーク
経理・財務、その他バックオフィス
経理・財務体制強化 , 資本政策・資金調達 , IPO・IR強化・鞍替え , 法務
新たな脅威・
技術革新、
トレンドに対する対応
業態変革・DX , AI・機械学習 , ブロックチェーン , D2C・EC強化 , SDGs , オープンイノベーション , BCP
SCROLL RIGHT
プロとしての価値観を形成するまで
現在の仕事に至る原点は、名古屋の町工場が技術力を生かして製造した自社事業のPR・ブランディング活動を販売前からご一緒させていただいたことです。
私自身もブランドの背景に心から共感していましたし、描いたブランドストーリーがメディアを通して生活者に届いていくプロセスを目の当たりにして、とてもやりがいを感じることができました。
しかし、一方で一般的なPR会社の仕事のあり方に対して限界を感じるようにもなりました。「潤沢な予算を持つ企業だけではなく、地域を支えるたくさんの魅力的なスモールビジネスにこそ、PRの力が必要なのでは」と。
そこでお金も人材も豊富な強い会社だけが注目を浴びるのではなく、なかなか表舞台に出られない企業にスポットを当てたいと思い、自ら新しい形のPRを追求する会社を立ち上げることにしました。
時代は変化し、PRや広告に膨大な予算をかけずとも生活者に思いを伝える手段は数多くあります。今後も企業にあった適切なPR戦略をつくり、価値ある企業とステークホルダーを繋いでいきたいです。
仕事や人生で大切にしていること
私は長崎出身で、高校時代に被爆地の若者の声を世界に届けるNPOを立ち上げ、被爆者の想いを世界に発信する活動をしていました。戦争や被爆という悲惨な現実を目の当たりにしたことで、日々の悩みなんてとても些細なことだと感じるようになりました。
しかし、一方で日常は些細なことの積み重ねでできているのも事実です。日常を占める最たるものが仕事です。平穏な日常の中では、仕事において結果を残さなくてもついやった気になり、なんとなく終わらせることもできてしまいます。
でもそれでは、せっかくの生きる時間の使い方としてもったいないのでは?と思いませんか。私は、毎日をなんとなく過ごすのではなく、”自分”という役割をまっとうし、悔いのない生き方をしたいと思っています。
これからも日々「自分の役割を果たせているか」「クライアントの期待を超える支援ができているか」を自分に問いかけ続け、ブランディングやPR・広報といった活動を通してクライアントがビジョンを達成し、世の中が前へ進むための後押しをしていきたいです。
岡山 史興氏の事例
新たなブランドイメージを発信するPR/広報体制構築プロジェクト
株式会社レコチョク音楽配信サービスの企画・運営、コンテンツ・サービスの企画・運営 他
背景・課題
- サービス拡張に合わせてブランドイメージを見直していきたかったが、創業時のイメージが強く、現在の事業内容や活動、実績が十分に認知されていなかった
- 事業価値に+αを加えた新規サービスを推進し、企業としても変革を遂げるうえで、「事業戦略」の見直しだけでなく、「ブランディング戦略」の見直しも重要と捉えるも、具体的な打ち出しや進め方のノウハウがなかった
結果
- プロジェクトチームを立ち上げ、現場とワークショップを定期開催することで外部に発信したいメッセージを明確化した
- 翌年の20周年のタイミングで発信するコンテンツ企画やチャネルの精査を実施し、戦略を具体化した
自身がプロジェクトにアサインされた理由
- PR業務だけではなく、新規事業立ち上げ、アプリ開発など幅広くマーケティング活動に携わったため、PRのみに特化した支援ではなく、全体最適を考えたPR・広報戦略を描くことができる
- 自身の現場〜経営の経験を通して、経営視点に立ったPR・広報戦略を立案でき、かつ正しく経営のビジョンを現場に伝え、経営と現場それぞれが納得する戦略を立案、実行することができる
チーム体制
- プロジェクト運営事務局 2名
- プロジェクトメンバー 約10名
プロジェクトで意識したポイント
- ワークショップ形式で現場と議論を重ね、社員が伝えたいメッセージを整理しました。 ブランド戦略やPR・広報戦略は、経営と現場の想いが乖離しやすく、現場が納得いかず、アウトプットの時点で乱れたりすることがあります。そのため、現場の声が十分に反映されるよう、経営との接続を意識しました。
- 現場から出てきたメッセージをトップが考える事業戦略と結び付けるため、外部へ発信する”ことば”の選び方にこだわりました。
- 支援中は、企業の一員としてプロジェクトに関わり、自分がこのPR・広報戦略で進んでいく企業の社員だったら納得できるかを考え、クライアントの課題を自分ごと化して、解決に向けて思考しました。また、アイディアの整理の仕方、チャネル選定、メディアリレーションなど一連のプロセスを一緒に行うことで支援後も自走してもらえることを意識しました。
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