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デジタル/ITの豊富な知見を有する経営トップ最強の右腕。ハイブリッドにビジネス推進を行う組織変革のプロ

石戸 亮 様

業態変革・デジタルトランスフォーメーション,マーケティング戦略

新卒でサイバーエージェントへ入社、子会社2社の取締役を歴任。Googleではデータを活用した統合マーケティング支援を手掛ける。AI企業Datoramaの日本市場参入をリードし、同社がSalesforceにより買収。2020年パイオニアへCDOとして入社。現在CCO兼CMOとしてマーケティング・営業・カスタマーサクセスと幅広い部門を管轄し全社にグローバルSaaS企業のビジネススタイルを注入している。

プロとしての価値観を形成するまで

プロとして複数社で関わるきっかけになったのは、「本業に幅と深さが出る」という原体験からです。

前提として、私は複数社で稼働しながらも、本業で100%以上の成果を出し続けることをモットーにしています。 どの企業からご相談をいただいた際にも「パイオニアがフルタイムです」とお伝えして、限られた時間の中でも最大限のバリューを出すことに全力を注いでいます。

一方で他社の支援では「外部プロ人材として関わる企業でも結果を出して貢献しなければ存在価値がない」という健全な緊張感を持って取り組んでおり、得た学びを本業に持ち帰ることで、幅と深さを持たせられていると思っています。

個人で東京タワー近くで飲食店経営もしており、大手/IT企業とは全く異なる業態で自らの幅と深さを磨き、今後はワイン事業やアウトドア事業も計画中です。 プロ人材として関わる企業や自身の事業でリアリティある経験を積み、本業に活かし続けていきたいです。

仕事や人生で大切にしていること

特に大事にしていることは3つあります。

1つ目はできる限り”Giver”として動くことです。仕事・人生どちらにおいても信頼関係の構築なしには円滑なコミュニケーションや成果は生まれないと思っています。私は”信頼残高”と呼んでいますが、その残高を溜めるために、常に誰かに与える(Giveする)精神を大事にしています。

2つ目は決断経験値を高め続けることです。信頼残高と合わせて前職のサイバーエージェントで教わりましたが、自分で決断した経験は成功/失敗問わず、とにかくたくさん積むことが大切だと考えています。どんな立場でも様々な決断場面は多々あるので、決断経験値を永続的に高めることを大切にしています。

3つ目は結果へのこだわりです。先述のGiverとしての動きも大切にしていますが、依頼された仕事やミッションは100%以上の成果を出すことを信条にしています。小さくても成果となれば、「また何か相談や依頼しようかな」と想起され、信頼残高の貯金にも繋がると思っています。

プロとして意識しているポイント

  1. 「在り方」と「やり方」のバランスを大切にしています。人としての「在り方」である自己開示、相互理解、信頼関係などを土台に、その中で仕事の「やり方」である手法や課題解決をしていくことが大事だと考えています。
  2. 継続的成長です。市場も顧客など社会は変化し続けます。自分自身をアップデートさせ、成長させていくことは意識しています。根本的な原理原則や軸は大きく変わらないかもしれませんが、例えば3年前くらいを振り返った時、成長実感を感じて今とやっていることが違う、くらいでもちょうど良いと思ってます。
  3. 最低でも2~3ヶ月に1回は経営者/現場メンバーに直接フィードバックや意見をもらうことです。自分の出しているバリューが企業の期待と擦り合っているのか、定期的にお互いの認識を揃えることを意識しています。

石戸 亮氏のプロジェクト事例

1年半で老舗カーナビ会社からデジタルカンパニーへ企業イメージを刷新

パイオニア株式会社 様 カーエレクトロニクス、MaaS、SaaS

背景・課題

  • 2019年に香港投資ファンドの傘下となり、モビリティサービスとモビリティプロダクトを両軸とするカンパニー制へ
  • 新企業ビジョン「未来の移動体験を創ります」を掲げ、ソリューションサービス企業への変革に取り組もうとしていた

成果

  • IoT SaaS/ MaaSビジネスのマーケティングやデジタル活用を中心とした組織横断での変革を推進
  • 外部招聘されたメンバーと共に、1年半でパイオニアのイメージを老舗カーナビ会社からデジタルカンパニーへ刷新

    プロジェクトで意識したポイント

    takimoto-hiroko
    • 3ヶ月以内に何かしらの結果を必ず出すことは今回に限らず常に意識しています。パイオニアでは「まずBtoBマーケティングのテコ入れを任せる」と言われ、SFAの導入やインサイドセールス組織立ち上げ、データドリブンな組織への変革工程を3ヶ月で一気に行いました。その後、カスタマーサクセスとカスタマーサポートも刷新を任され、コマーシャルセールス(SMB)の立ち上げも担っています。集中的に携わる期間とオブザーバーとして見守る期間を3ヶ月程度の間隔でローテーションすることが多いですが、メンバーに引き継いでいくために、まず最初の3ヶ月で自分が立ち上げて結果を残すということにこだわっています。
    • “今までの常識で動かずに非常識を取り入れること”を意識しています。非常識はネガティブな意味ではなく、物事は常識が非常識に塗り替えられる連続なので、「非常識=新しい概念」だと思っています。自社内での常識を客観的に見て忖度なく伝えることが重要で、常識をアップデートさせ続ける組織に変革したことが、自社イメージの刷新にも繋がったと考えています。

    Executive Coordinatorエグゼクティブコーディネーター

    板垣 和水

    慶應義塾大学在籍中にITベンチャーでのインターンに2年間従事。オウンドメディアのSEOやチームマネジメント、100本以上の記事ディレクション/ライティングに携わる。卒業後サーキュレーションに入社し、プロ人材の経験知見のアセスメント業務とコンテンツマーケターとしてオンラインイベントの企画〜運営を推進。

    その他のご登録プロ人材の皆様の例