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世界大手ブランディング会社やソフトバンクを経て独立。守りの知財と攻めの広報で企業の成長を支えるブランディングのプロ

瀧本 裕子 様

ブランディング, 法務

世界最大手のブランディング会社、広報PR代理店で多くのグローバル企業のブランディングや広報・PRを牽引。ブランディングにおいて知的財産の重要性が高まっていく中で、ソフトバンクグループでは知的財産のライセンスや権利活用等のグローバル法務を担当。その後、グループ全体での社内ビジネスコンテストを経て新規事業開発も経験。
独立した現在は、日本やシリコンバレーのスタートアップ企業、自社のブランドストーリーを刷新したい変革期の大企業、と幅広い顧客に「ブランド・知的財産戦略サービス」を提供。弁理士の資格も持ち、攻めと守り双方からマーケティング・ブランディングの支援が可能。

プロとしての価値観を形成するまで

大学の特許系弁理士に「日本の大学が基礎特許をたくさん放棄してしまった時代があった」と聞いたとき「知財がなくなっていく中で、どんな産業が日本の未来を支えていくんだろう」と漠然と不安になったのが、今から振り返るとひとつのきっかけなんだろうと思います。

それから時を経てスタートアップ企業との関わりが増え「彼らの中から世界で戦える企業がたくさん出てくれば日本の未来も明るいのでは?」と考えると同時に「広報や契約書周りを強化すればもっとうまくいくのに…」と思う機会が増えていったのです。そのとき、私の知財と広報の強みを活かしていくことで、日本の未来を担うスタートアップをサポートできるという考えに至ったのです。

会社員だと所属企業のメリットを第一に考えなければなりませんが、日本の未来を担うスタートアップ企業の成長を第一に考えたかったので、最適な選択肢として独立を決意しました。今後も初志貫徹の心で、日本を強く元気にできる企業を支援していきたいです。

仕事や人生で大切にしていること

大切にしているのは何が起こっても諦めず、お客さまのゴールに向けて逃げずに最後までやり抜くということです。生半可な気持ちでは、日本を強く元気にできる志の高い企業を支援することはできないと思っています。

企業の支援においては「企業の良さや強みを最大限引き出すこと」と同時に、特に「社員の方々自身にも自社の魅力について腹落ちしてもらえること」を重視しています。強みを打ち出すことで社外からの注目を集められることはもちろん、社内に自社の良さ・強みが浸透している企業は社員が会社の一番のファンになっている事が多く、そういう会社は本当に強いと多くの支援を通して実感しているからです。そのためには、どんなときもヒアリングや調査などを行い、まず全体の課題を整理することからはじめるように意識しています。

プロとして意識しているポイント

  1. お客様の成功に責任をもつ、という意識をもって進めることです。その上で、お客様の立場にたってお話をすることが重要です。
  2. 利益より、まず何がこのプロジェクトにとって必要かという視点を優先させることです。本質的な課題を提案し解決していくことが外部のプロ人材に求められていると考えています。
  3. 期待値コントロールができるようにお客さまと常に目線をあわせたコミュニケーションをすることです。実行して前に進めていくことで成功に近づくので、現実をしっかりお伝えしていきます。

瀧本 裕子氏のプロジェクト事例

長年愛され続けた業界トップクラスのメーカーのリブランディング

榮太樓總本鋪 様 老舗菓子メーカー

背景・課題

  • 時代やターゲットに合わせて変革していくために、改めて企業ブランディングを見直したかった
  • 老舗企業なら尚更伝えたいメッセージや商品も多くなっていたが、自社の強みとその発信方法がわからなかった

成果

  • 新しい社是の作成、200周年イベントを通し、社員全員が榮太樓總本鋪ブランドの認識を統一。全社的に「それは社是に沿った行動なのか?」という言葉が聞こえるようになり、社員全員で共通の価値観を大切にする風土ヘと変革を遂げた。
  • SNSの運用、企業とのコラボ企画などを自社で企画から実行できる体制になり若い世代を新たな顧客層として獲得

プロジェクトで意識したポイント

takimoto-hiroko
  • 自社の強みや製品の魅力を認識し、社員が会社の一番のファンになってもらいました。全員が共通認識を持った上で考えや行動にうつせるように、ブランドの方向性を決める際には役員からメンバー、工場から管理部門まで全社横断で巻き込んでいきました。
  • 自分もプロジェクトメンバーの一員として、何が起きても諦めずに一緒にゴールまでやり抜く姿勢を見せ行動で伝えました。
  • 当初はアイディアや悩みに対する壁打ち役を期待されていましたが、実行にうつせなければ企業のためにならないので、200周年のイベント企画のSNS運用や権利周りの調整など実行に向けてハンズオンで現場にも関わっていきました。その姿勢が企業から大変感謝されました。

Executive Coordinatorエグゼクティブコーディネーター

新井 みゆ

新卒で入社した信託銀行では資産管理業務・法人営業・ファンド組成の企画業務に従事。ライフイベントや環境に左右される事なく、働き方の選択肢を持てる社会を作りたいと思っていた頃「新しい働く価値観を創る」というサーキュレーションのミッションに共感し参画。プロ人材の経験知見のアセスメント業務始め、サービスブランディングなど各種マーケティング業務も担当。

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