2022.10.26

プレスリリース

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サーキュレーションが内閣府による「令和4年度 DX地域活性化チーム派遣実証調査事業」を受託

〜地域DX推進の要「都市OS(データ連携基盤)」構築にプロ人材がチームで参画〜

20,000名以上のプロの経験・知見を複数の企業でシェアし、経営課題を解決するプロシェアリング事業を運営する株式会社サーキュレーション(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:久保田 雅俊、以下サーキュレーション)は、内閣府からの委託事業として「令和4年度 DX地域活性化チーム派遣実証調査事業」(以下、本事業)を開始します。今後サーキュレーションからは、データ連携基盤を活用した複数のデジタルサービス実装を伴う地域のDX事業を推進するため、DX領域の高い専門性と豊富な経験・知見を持つプロ人材チーム計4名2組を組成し、プロジェクトを支援します。

■「令和4年度 DX地域活性化チーム派遣実証調査事業」について
本事業では、自治体が主導する地域のDX事業に対し、異なるスキル・経験・属性を持つDX人材複数名によるチームを組成し、派遣及び支援を行います。本実証を通じて、派遣先でのチームによる事業やステークホルダーへの関与・支援の在り方やマネジメント方法、チーム派遣における人材要件定義の適切性などに関する調査を行うとともに、これらの活動を通じて、地域へのDX人材チーム派遣モデルの確立を目指していくものです。

事業実施体制については、株式会社日本総合研究所、一般社団法人コード・フォー・ジャパン、株式会社BSNアイネットとの4社の「共同企業体」として受託し、当社は長野県茅野市と兵庫県養父市に対してプロ人材チームを派遣することで、地域のDX推進をサポートします。期間は2022年9月から2023年3月を予定しています。

■事業背景:「デジタル田園都市国家構想」を推進する地域のDX人材が不足している
岸田文雄首相が掲げる「新しい資本主義」の実現の柱の一つとして「デジタル田園都市国家構想」が注目されています。これはデジタルの力を通じて地方が抱える課題を解決し「地方と都市の差を縮め、都市の活力と地方のゆとりの両方を享受できる国」を目指すものです。

本構想の実現のために不可欠だと言われているのが、デジタル人材の地域への還流促進です。デジタルの力による地域の課題解決や魅力向上を図っていくためには、自治体が主導する地域のDX事業の担い手が必要です。地域のDX推進のためには、DXスキルや地域のステークホルダー間との調整、プロジェクトマネジメントなど幅広いスキルが求められます。

■特徴:自治体による地域DX事業を「プロ人材チーム」が支援し、今後他都市でも展開が可能か検証
本事業の特徴は2点あります。
1. 「DX人材チーム」による支援であること
地域のDX事業推進にあたり発生する幅広い業務や地域課題に対応するため、1人のプロ人材のノウハウに頼るのではなく、多様な経験を有した2名以上のチームを組成します。
2. 今後の全国自治体への展開を見据えた実証事業であること
派遣先地域におけるDXチームの人材要件定義や、地域への関わり方、事業推進のプロセスなど、一連の活動をモニタリング及びサポートすることで、他自治体へ横展開できるチーム派遣のモデルケース確立に向けた実証を行います。

今回、サーキュレーションは2つの地域にて実証に取り組みます。両地域は、地域のヘルスケアサービスの充実を軸とした地域DX化を構想する共通点がある一方で、地域特性やDX方針が異なります。それぞれの地域の特性や実情を踏まえたサポートを通し、「DXチーム派遣」に必要な要素を複合的に捉えることを目指します。

<両自治体共通の課題>
今年度より開発に取り組んでいる「都市OS(データ連携基盤)」における
1. 各種サービスとデータ連携基盤の接続にあたる要件定義や委託事業者との連携・調整に向けたリソースの不足
2. セキュリティ対策ノウハウの不足

<サーキュレーションの支援内容>
両自治体それぞれに対して、自治体側の立場となって支援することが可能なプロ人材2名による「プロ人材チーム」を計2チーム組成し、業務委託によるプロジェクトを実施します。この支援を通して、両自治体のデータ連携基盤に接続した複数サービスの実装が来年度より実現できる状態を目指します。

①長野県茅野市

長野県茅野市は、人口約5.5万人で、デジタル田園健康特区(※1)に選定されており、在宅医療にかかわる医療関係者が、互いの業務の垣根を超え連携する仕組みを作ることで、在宅医療現場リソースの全体最適化と、患者・家族へのケアの向上を構想しています。

本プロジェクトを通して、都市OSの今年度中の稼働及び来年度以降の拡張に向けた準備を行うことを目指します。

(※1)「デジタル田園健康特区」…国家戦略特区のうち、デジタル技術の活用によって、地域における健康、医療に関する課題の解決に重点的に取り組む複数の自治体をまとめて指定し、地域のデジタル化と規制改革を強力に推進する目的で設定されました。
現在、長野県茅野市の他に、岡山県吉備中央町、石川県加賀市が選定されています。

②兵庫県養父市

兵庫県養父市は、人口約2.4万人で、中山間農業改革特区(※2)に選定されており、現在紙ベースで付与している健康ポイント及び高齢者等タクシー助成のデジタル化、並びに市民活動の中核となる地域自治協議会に遠隔行政窓口等を設置することで、地域住民による支え合いの基盤強化を目指します。

本プロジェクトを通して、今年度中のデータ連携基盤の実装を目指します。

(※2)「中山間農業改革特区」…国家戦略特区のうち農家の戸数減少や高齢化に伴う中山間地域の農業を復活させることを目指し、耕作放棄地の再活用や、農業生産法人・企業が新たに参入しやすくする等に取り組むことを目的に設定されています。

■問い合わせ先
DX地域活性化チーム派遣実証調査事業 事務局
株式会社サーキュレーション 鶴見(つるみ)
メール:alliance_p@circu.co.jp
住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3丁目21−5 サーキュレーションビルForPro
電話:03-6256-0467
※問い合わせの際は「DX地域活性化チーム派遣実証調査事業の件」とお伝えください。

サーキュレーションは、プロシェアリングを通して一つの地域だけでは解決できなかった課題に取り組むことで、地域活性化をはじめとした社会課題の解決に貢献して参ります。

【企業概要】
会社名  株式会社サーキュレーション
公式HP https://circu.co.jp/
代表者  代表取締役社長 久保田 雅俊
設立   2014年1月6日
所在地  東京都渋⾕区神宮前3-21-5 サーキュレーションビルForPro
「世界中の経験・知見が循環する社会の創造」というビジョンのもと、外部プロ人材の経験・知見を複数の企業で活用するプロシェアリング事業を運営しています。高い専門性を有するプロ人材の経験・知見を雇用ではなくプロジェクトベースで活用頂くことで、企業の抱える課題の解決、ミッションの達成を支援します。
20,000名以上のプロ人材のリソースから、企業の経営課題・業界・成長フェーズ・社風・経営における理念・思想を鑑み、企業に最適なプロ人材を選出、課題解決プロジェクトチームを組成します。登録している20代から70代のプロ人材は、インタビューを実施し、独自の人材アセスメントにより、スキル・経験・志向性・人物について適正な評価・知見を蓄積しています。2014年設立以来、導入実績は 3,921社/11,769プロジェクトを数えます。(2022年7月末時点)

【プレスリリースに関するお問合せ先】
株式会社サーキュレーション 広報/竹内
TEL: 03-6256-0467
FAX: 03-6256-0476
Email: public_relations@circu.co.jp

サーキュレーションが内閣府による「令和4年度 DX地域活性化チーム派遣実証調査事業」を受託〜地域DX推進の要「都市OS(データ連携基盤)」構築にプロ人材がチームで参画〜

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サーキュレーション本社へは3つの駅を
ご利用頂けます。

東京メトロ明治神宮前駅 出口5より徒歩5分

JR原宿駅 表参道口より徒歩8分

東京メトロ表参道駅 A2出口より徒歩10分

道が入り組んでおりますので、下の道案内をご確認頂き、気を付けてお越しください。
※「竹下口交差点」を起点としたご案内となりますのでご了承ください。

1

竹下口の交差点から表参道方面へ

2

信号を渡って直進します

3

二つ目の角を左折します

4

左折した先を直進します

5

左手に本社サーキュレーションビルが見えます