東北経済産業局主催「令和4年度 地域中小企業・小規模事業者の人材確保支援等事業」の検討会委員にサーキュレーション 猪俣 菜央が就任しました。

この度、東北経済産業局主催「令和4年度 地域中小企業・小規模事業者の人材確保支援等事業（外部人材活用促進事業）」の外部人材活用に向けた評価基準に関する検討会の委員に株式会社サーキュレーション アライアンス推進チーム マネジャー 猪俣 菜央が就任しました。

アライアンス推進チームとして地方自治体や地域金融機関と連携する中で得た知見を活かし、東北地域の中小企業にとっての外部人材活用のあり方を検討し、強固な経済基盤創りの一助となるよう任務を全うしていきます。

■「令和4年度 地域中小企業・小規模事業者の人材確保支援等事業（外部人材活用促進事業）」について
昨今、少子高齢化を背景とした生産年齢人口減少に伴う人手不足に加え、新型コロナウイルス感染拡大の影響が長期化する中で、地域の中小企業・小規模事業者（以下、「中小企業等」という。）が、経営状況の悪化を乗り越え、成長・発展するためには、付加価値の拡大や労働生産性を向上させる多様な人材が不可欠です。

東北地域においては、全国に先駆けて人口減少・若者人材の流出が進んでいる中、特に中小企業において中核人材の確保が難しい状況です。一方で、昨今の新型コロナウイルス感染拡大を契機として、地方移住への関心の高まりや、リモートワーク、副業・兼業、プロボノなど多様な働き方の普及等により、人々の意識・行動に変化が生じている中で、特にそれら外部人材の活用は、域内に不足する中核人材を補う選択肢の一つとなると考えられます。

本事業では、地域中小企業の外部人材受け入れの機運醸成と環境整備を図るため、セミナー等を通じた啓蒙普及、モデル創出のためのマッチング支援等を実施しています。

詳細はこちら：https://www.tohoku.meti.go.jp/s_sangi_jinza/topics/220221.html

■外部人材活用に向けた評価基準に関する検討会委員（五十音順）
伊藤 孝子｜公益財団法人東北活性化研究センター 調査研究部 主任研究員
猪尾 愛隆｜JOINS株式会社 代表取締役
猪俣 菜央｜株式会社サーキュレーション アライアンス推進チーム マネジャー
庄司 大志｜七十七ヒューマンデザイン株式会社 代表取締役
吉田 　勉｜山形県プロフェッショナル人材戦略拠点 マネージャー

■猪俣 菜央よりコメント
サーキュレーションでは2019年に東北支社を設立以降、数多くの東北の企業に副業・兼業人材を活用いただいております。
また、仙台市による「プロフェッショナル人材活用による中小企業の課題解決支援事業」の事務局を務めさせていただき、4年で20社以上に副業・兼業人材を活用いただきました。
そのような中、東北の企業は社外の人材を使いこなす経験がまだ少なく、活用事例やノウハウといった情報が行き届いていないことを実感しています。
地方から都市部、大企業から中小企業まで、全国で副業・兼業人材を活用する流れは進んでいます。
この委員会での議論を経て、東北の企業様に新しい人材活用を理解いただき、試していただく機会を増やし、結果企業経営や地域経済の発展に寄与できれば嬉しく思います。

■猪俣 菜央プロフィール
慶應義塾大学にて行政学を専攻し、埼玉県庁に入庁。
4年半、福祉部門から副知事秘書、政府要望等、複数部署にて従事した後、社会課題をビジネスを通じて解決する事業プロデュース会社を経て、2017年当社に参画。独立/ 副業人材の経験と知見を循環させるプロシェアリングを拡大させ、行政機関をはじめとする内向き/ 保守的になりがちな日本の組織に刺激を与え、豊かな社会創造に貢献すべく尽力。