2021.03.16
プレスリリース
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プロ人材の知見・経験を全国にシェアするサーキュレーション、都銀・地銀・信金との提携が累計57行に〜月間200件を超える企業を紹介〜
15,000名のプロ人材の経験・知見を複数の企業でシェアし、経営課題を解決するプロシェアリングサービスを運営する株式会社サーキュレーション(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:久保田雅俊、以下サーキュレーション)は、累計57行の都市銀行・地方銀行・信用金庫(以下、全国の都銀・地銀・信金)との連携を行なったことをお知らせいたします。本連携により、全国の都市銀・地銀・信金は既存の取引先に対する融資だけでなく、顧客の経営課題に合わせた最適なプロ人材の紹介を行うことが可能となっています。
実際、地方企業におけるプロ人材のニーズは日に日に高まっており、月間200社以上の案件を全国の都銀・地銀・信金の方々よりご紹介いただいております。
■発表概要
◎提携している全国の都銀・地銀・信金数:57行
地方銀行を中心に、都市銀行・第二地銀・信用金庫と提携しています。
◎サーキュレーションが全国の都銀・地銀・信金に対して行うこと:
・外部プロ人材の活用ノウハウ提供
・取引先の経営課題に合わせたプロ人材の紹介
・取引先の経営課題解決に向けたプロジェクトマネジメント
◎支援可能な業種・職種:
新規事業開発、組織・人事制度改革、事業承継支援、販路拡大支援など
◎プロシェアリングサービス活用のメリット:
・必要な頻度・期間だけ活用することができるため、雇用に比べ低リスク・低コストでプロ人材を活用することが可能。
・プロ人材との協働による取引先企業の方のスキルアップも可能。
・都市部に集中しているプロ人材の知見を活用することが可能。
■サーキュレーションの背景
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を発端として、日本の働き方にも大きな変化があり、テレワークやワーケーション、二拠点での生活なども増加しています。コロナ禍では、これまでは首都圏メインで稼働していたプロ人材が、テレワークにて地方企業のプロジェクトに参画するケースも増えております。
また、中小企業庁が発表した「中小企業白書」によると、外部との連携が「ある」企業と「ない」企業では、「ある」企業の方が、労働生産性の上昇幅が大きいことも明らかになりました。外部との連携を行う目的としては「外部の専門ノウハウを活用するため(効率化やスピード・品質の向上)」が最も多く挙げられ、外部人材の活用は、労働人口の減少が避けられない日本企業の課題解決手段として、今後さらに注目が集まることが想像されます。
雇用ではなく、業務委託というプロジェクト形態でプロ人材の経験・知見を活用するサーキュレーションの「プロシェアリング」は、従来型の雇用で対応が困難な地方中小企業にとって人材不足解決のために有効な手段であり、地元企業の経営・人材確保におけるパートナーになりうると考えられ、57行の全国の都銀・地銀・信金との提携に至っています。
サーキュレーションは関西、東海、九州、北信越、東北、中四国に支社を構え、地域に入り込むことで、これまで首都圏に集中していたプロ人材の経験・知見をより多くの地方中小企業に届ける体制を構築してきました。今後もさらなる全国の都銀・地銀・信金との連携を行うことで、より多くの地域にプロの知見・経験をシェアすること目指しています。
■銀行側の背景
これまで金融機関による人材紹介は法律で認められておらず、2018年の規制緩和によって、初めて金融機関の人材紹介が可能となりました。とはいえ、これまでの地方企業はリモートワークに対する理解も少なく、都市部の人材がリモートワークで地方企業を支援するといったことは中々進んでいませんでした。しかし、このような流れはコロナ禍で激減。現在では多くの地方企業と都市部のプロ人材にとのやりとりがリモートで行われています。
■実際のプロシェアリング活用による支援事例
<顧客管理のDXを実現――北陸銀行様経由でご紹介いただいた企業様>
多店舗展開しているサービス業(BtoC)において、「顧客のカルテや予約管理、顧客嗜好に基づくスタッフとの紐づけやプロモーションを機能させるため、『顧客管理』のDX化を志向しているが、社内にIT・アプリ開発に詳しい人材がいない」という課題に対し、『顧客管理アプリ』の開発段階において「外部プロ人材の活用」を提案させていただきました。マーケティングにも精通したプロ人材がプロジェクトメンバーの指南役として、アプリ開発段階でのコンテンツ選定から、営業企画への活用までのノウハウを社内に定着させるなどスピーディな導入に貢献していただきました。
<ブランディング強化によりコロナ禍の旅行会社がV字回復――滋賀銀行様経由でご紹介いただいた企業様>
京都市内で体験型観光事業を展開している企業において、東京へ進出されるも直後に新型コロナウイルス感染症による影響が直撃。対面での事業ができない中、どのような価値を提供するかを根底から見直す必要がありました。そこで、ブランド再構築およびWEB活用による集客を提案し、SNS運用に長けたブランディングのプロ人材を紹介いただきました。ブランドコンセプトの策定からインフルエンサーの活用、プレスリリースなどを効果的に実施し、新規顧客獲得・業績回復に繋がっています。
■金融機関によるコメント
<北陸銀行様>
企業の経営課題に対し、適切なソリューションを提供することが地域金融機関の使命であると考えております。こうした中、外部プロ人材の知見・経験を活用できる機会を提供することは、人材不足に悩む中小企業にとって大きなメリットであると思います。国が推し進める「先導的人材マッチング事業」においても、さまざまな経営課題に対し、サーキュレーション様との協業を通じて、多くの成約事例創出に繋げることができました。地域中小企業の発展・成長に寄与できたことは大変意義深いと考えます。
<滋賀銀行様>
地域金融機関にとって地域企業の経営課題解決は本業そのものです。お客さまの夢やビジョンをお伺いし、「何をすべきか」の検討をお手伝いしておりますが、中小企業の課題の本質は「どう実行するのか」であり、実行に向けたお手伝いをどう行うかが我々の大きな課題でした。サーキュレーション様の「プロシェアリング」はまさに実行に重点を置いたサービスであり、協業いただくプロ人材との面談を通してお客さまに具体的な行動のイメージを持っていただき、勇気ある一歩を踏み出していただけるものだと感じています。お客さまの課題が多様化し、スキルを持った人材の流動性が高まっていく中で、プロ人材の活用は非常に重要な視点だと考えています。お客さまの課題解決、ひいては地域活性化の実現に向けて、一層の連携強化を行っていきたいと思います。
サーキュレーションは、さらに都銀・地銀・信金との連携を強化し、より多くの地域へプロ人材の経験・知見をシェアすることで日本の活性化に寄与してまいります。
【企業概要】
会社名 株式会社サーキュレーション
公式HP http://www.circu.co.jp/
代表者 代表取締役 久保田 雅俊
設立 2014年1月6日
所在地 東京都渋⾕区神宮前3-21-5 サーキュレーションビルForPro
「世界中の経験・知見が循環する社会の創造」というビジョンのもと、外部プロ人材の経験・知見を複数の企業で活用するプロシェアリングサービスを運営しています。高い専門性を有するプロ人材の経験・知見をプロジェクトベースで活用頂くことで、企業の抱える課題の解決、ミッションの達成を支援します。
15,000名以上のプロ人材のリソースから、企業の経営課題・業界・成長フェーズ・社風・経営における理念・思想を鑑み、企業に最適なプロ人材を選出、課題解決プロジェクトチームを組成します。登録している20代から70代のプロフェッショナル人材は、対面でのインタビュー(及び電話/skype)を実施し、独自の人材アセスメントにより、スキル・経験・志向性・人物について適正な評価・知見を蓄積しています。2014年設立以来、導入実績は 約2,200社/7,800プロジェクトを数えます。(2020年7月1日時点)
【プレスリリースに関するお問合せ先】
株式会社サーキュレーション 広報/植田・竹内
TEL: 03-6256-0467
FAX: 03-6256-0476
Email: public_relations@circu.co.jp