2020.07.13
プレスリリース
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Withコロナ社会に向けた国内初の外部専門家チーム組成による SDGs推進/サステナビリティ経営支援サービス「re:Think! SUSTAINABILITY」提供開始
15,000名のプロの経験・知見を複数の企業でシェアし、経営課題を解決するプロシェアリングサービスを運営する株式会社サーキュレーション(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:久保田雅俊、以下サーキュレーション)は、ESG対応/SDGs推進において経営戦略へ統合するための知見・実績を有するトップクラスのプロ人材が、企業のESG対応/SDGs推進/サステナビリティ経営をサポートする「re:Think! SUSTAINABILITY」の提供を開始します。Withコロナ社会に向けて短期から長期視点で、環境・社会へ配慮した価値創造を目指す持続可能な経営へと変革を行いたいと考える経営者を支援し、2021年末までに30社の導入を目標としています。
【発表概要】
提供サービス名:re:Think! SUSTAINABILITY
提供開始日:2020年7月13日
提供者:株式会社サーキュレーション
支援内容:SDGs推進コンサルティング/事業執行役員、社員理解浸透研修/ESG対応相談スポットコンサルティング
参考スライド:社内浸透につまずいているSDGs推進責任者のための先進企業から学ぶ「3つのSDGs推進視点」とは?
【詳細情報】
▽re:Think! SUSTAINABILITYとは
SDGs推進方針及び体制構築〜行動計画策定、マテリアリティ特定、長期ビジョン及び目標設計、現場への理解促進〜中長期経営計画策定、SDGsを軸とした新規事業検討〜ブランディングまで、企業のSDGs推進におけるフェーズに合わせ、客観的視点から推進を加速させるための支援サービスです。
SDGs推進/サステナビリティ経営を実現するためには、これまでの短期中期的視点の延長線上を描くフォアキャスティングから、長期ビジョンを見据え逆算思考で戦略設計するバックキャスティングへの思考転換や、社会課題の解決を起点にしたビジネス創出(アウトサイド・イン)への変革が必要です。また、推進室だけではなく、経営トップから事業執行役員の理解促進と巻き込み実行するための専門的かつ客観的視点を持ち、経営陣と連携し推進することが求められます。
re:Think! SUSTAINABILITYでは、SDGs推進/サステナビリティ経営を実現するプロセスの中で、どこかボトルネックになっているのかを状況把握、推進に向けた行動計画と施策の検討、サステナビリティ推進における議論の要点・目的明確化、キーマンの思考転換を客観的にガイドし見直すことで、SDGs推進/サステナビリティ経営を「既存事業とSDGs項目のラベル貼り」で終わらせない、次のステージへといざなう力強いパートナーになります。
▽re:Think! SUSTAINABILITY詳細
1.サービス内容
① SDGs/サステナビリティ領域のトッププロによるプロジェクト支援
外資企業や国際機関を経て日本を代表する企業でのSDGs推進コンサルティング経験者や大企業のサステナビリティ推進室長経験者、ESGファンド運用責任者など、SDGs/サステナビリティ領域においてプロジェクト実績や全体設計について豊富な経験を持ち、また優れたビジネススキルと経営アドバイザリー経験を持つ領域トッププロを厳選。
② 経営理念やビジョンを踏まえた独自のカスタマイズプログラムを構築
データ提供や有識者としてのアドバイザリーだけではなく、企業内での推進実績を元に、現場との温度差やこれまでの価値観転換の難しさなど現場感を理解した上での推進プロセスの構築や、経営理念やビジョンを踏まえた独自の理解促進〜浸透プログラムを構築。社内推進では図れなかった妥当性の判断や、価値観の変容へのアプローチに対しても、第三者の視点と専門性を持ち客観的にやり取りすることで、これまで踏み止まっていた状況から次のステージに進めます。
③ 各社に合わせたオーダーメイドプランを伴走型で支援
サステナビリティ推進部署の有無、現在の取り組み状況、経営課題等各社の状態に合わせたオーダーメイドのプランを提案。専属チームが、要件定義から企業のSDGs推進課題にマッチしたプロ人材の選定、プロジェクトの組成及びプロジェクトフォローまで伴走型で支援します。
2.SDGs推進/サステナビリティ経営 支援先企業(順不同)
株式会社サイバーエージェント
株式会社ニューステクノロジー(株式会社ベクトルグループ)
一般社団法人HASSYADAI.social(株式会社ハッシャダイ)
Unipos株式会社(fringe81株式会社グループ)
【本取り組みの実施背景】
自然災害や気候変動の深刻化、破壊的な技術革新などが進む中で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受け、人類は未曾有の変化の必要性に直面しています。企業経営においてもいよいよ分配的・環境再生的な経済へのシフトが求められる中、企業のESG対応、SDGs推進、サステナビリティ経営を本格化させることへの関心と危機感が高まっています。
また日本政府としても、世界の共通目標である「持続可能な開発のための2030年アジェンダ」の中核を担うSDGsの達成に向け、脱炭素社会への移行、SDGs未来都市の促進、ESG金融の拡大などを強力に進める意向を示し、今後持続可能性を意識した経済社会構造への変革へと動いていくことが予測されます。
(⼀社)グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパンの調査によると、 企業のSDGsに対する認知度は、経営陣においては2018年度36%から2019年度は59%まで上昇 、中間管理職と従業員においても約2倍に増加したことがわかりました。また、取締役会などでのCSR/SDGsにかかわる⽅針や戦略の検討・評価の頻度は「必要に応じて議論」「通常議事の⼀部として議論」の 合計が、2017年は48%だったのが、2018年は70%まで増加と、年々認知だけでなく具体的な議論へと移行している企業が増えていることがわかります。
一方で、 「具体的な定量的な指標など評価策定⽅法がわからない」、「中間管理職・⼀般職層の認識」、「社内の展開⽅法が未定」は毎年40〜60%を推移し継続的な課題となっています。このことから、既存事業とSDGs項目の紐付けから脱却し、事業執行役員への理解促進と具体的な目標設計及び中長期経営計画へ組み込み、実装するフェーズに至る企業は少ないことが想定されます。
SDGs推進/サステナビリティ経営は社内での推進実績がなく、専門性が高い領域であるため、SDGsを企業経営において推進できる人材は極めて不足しており、このままでは、多くの企業でSDGs推進/サステナビリティ経営への変革が追いつかない状況になることが予測されます。
サーキュレーションは、そのような状況を打破し、収益創出か社会貢献かの二者択一ではなく、企業に関わる全てのステークホルダーと共に事業活動を通じてSDGs推進をしていくことで、企業の本質的かつ持続可能な成長を支援していきたいと考えています。
その結果として、持続可能な地球・経済システムの両立とその先にある、「誰一人取り残さない」人々の間を循環する Wellbeingの実現を目指す企業でありたいと考えています。
以上のような背景からWithコロナ時代の経営のあり方へと変革したいと考える企業、経営者に向けて、「re:Think! SUSTAINABILITY」の提供を開始しました。
【お問い合わせ先】
株式会社サーキュレーション 広報担当 今村
(TEL:03-6256-0467 Email:public_relations@circu.co.jp)