2019.09.17
プレスリリース
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「社会課題へ取り組む」次世代の経営のあり方目指す、ソーシャルデベロップメント推進室設立
「社会課題へ取り組む」次世代の経営のあり方目指す、ソーシャルデベロップメント推進室設立
〜SDGs・ESGへの取り組み開始、プロシェアリングで社会課題解決をする仕組みをつくる〜
複数企業で同時に活躍するプロの知見を活用し、企業の経営課題を解決するプロシェアリングサービスを運営する株式会社サーキュレーション(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:久保田雅俊、以下サーキュレーション)は、ビジネスと社会課題解決を両立した持続可能な経営の実現を目的として、ソーシャルデベロップメント推進室を設立しました。プロシェアリングで社会課題解決をする仕組みをつくり、持続可能な社会の実現に貢献して参ります。
【設立の背景】
近年、持続可能な社会を実現するために掲げられた目標「SDGs」や、企業経営や企業成長において環境、社会、ガバナンスの観点を持った上で配慮が必要とする考え方「ESG」が欧米を中心に世界へ広がってきています。
SDGsでは、「地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)」と掲げられているように、社会に存在する課題は、発展途上国のためのみならず先進国も自分事として取り組んでいく、ユニバーサル(普遍的)なものであると考えられており、日本としても積極的に取り組みを進めることが求められています。
サーキュレーションは、新しい働く価値観、新しい人材活用の仕組みを創っていく会社です。未来を見据えた事業活動を行う上で、SDGsやESGに共感し、利益だけに目を向けた企業成長にとどまらず、ビジネスと社会課題の解決を両立させた経営体制を構築したいと考えました。
また、サーキュレーションは、日本の経済発展における課題や世界の格差によって生じる不平等・不条理を解決したいという思いから「世界中の経験・知見が循環する社会の創造」というビジョンを掲げ設立した成り立ちがあります。
これまでも、経済産業省の女性復職支援事業や仙台市の中小企業向け新事業開発支援事業、経営支援事業など、官公庁や地方自治体からの委託を受け、社会課題の解決に取り組んで参りました。
以上のことから、利益追求か社会課題解決かそのどちらか一方ではなく、持続可能な社会の実現に向けて事業運営を通じて貢献していく経営の在り方を検討・実行・発信するべく、ソーシャルデベロップメント推進室を立ち上げました。
サーキュレーション自身の経営のあり方を検討していくと同時に、プロシェアリングで社会課題解決をする仕組みをつくることで、ビジネスと社会課題解決を両立した持続可能な経営のモデルケースを増やし、持続可能な社会の実現に貢献して参ります。
【概要・今後の展開】
ソーシャルデベロップメント推進室では主に3つの活動を行います。
具体的な活動については随時プレスリリースにて発表していきます。
① 社会課題を解決する
・専門家向けSDGsコンサルティング育成カリキュラム実施
・クライアント企業様に対する、SDGsをはじめとしたサスティナビリティ推進支援
② 協業し価値を生み出す
・NPO、公益法人、ソーシャルビジネス事業者に向けたプロフェッショナル人材によるプロボノ支援
・各自治体へのプロシェアリングによる地方創生支援
・共創による社会課題解決・価値創出を目指す官公庁との連携
③ 経営に統合する
・持続可能な社会の実現に向けた自社の事業運営や取り組みを議題に掲げた経営会議
・SDGsやESGへの取り組みの検討・実行・発信
◾Webサイト URL:
『SOCIAL DEVELOPMENT by CIRCULATION』
◾責任者:
ソーシャルデベロップメント推進室 代表 信澤みなみ
【信澤みなみプロフィール】
信澤みなみ(のぶさわ・みなみ)
早稲田大学人間科学部卒。学生時代に働き方に関する社会問題に興味を持ち、組織心理学や認知行動科学を専攻。「組織環境における個人のパーソナリティとストレスと生産性の関係性」の研究を行い、日本の労働市場における働き方、組織のあり方に課題意識を持つと同時に、
人材ソリューションでは、採用、研修、制度と切り離された課題解決サービスしか存在しないことに疑問を抱く。経営全体を根本的に支援すること及び、個々人の働き方の選択肢自体を増やすことの重要性を感じ、当時、大手総合人材サービス企業の中で”雇用ではなくプロジェクト単位で働く””外部人材活用による経営改革”の新規事業に挑戦しようと立ち上がった初の社内ベンチャーカンパニーを志願し、2012年、新卒一期生として参画。
入社2年で全社MVPを複数回受賞、年間200名以上の経営者と接点を持ち、外部人材を活用した経営支援を行い、人事戦略を強みにしたトップコンサルタントとして活躍。
「一人ひとりが自分らしく生きる社会を創る」ことを軸に、2014年、新しい働く価値観を創る」ことを掲げたサーキュレーションの創業に参画。成長ベンチャー企業に特化した経営基盤構築、採用人事・広報体制の構築、新規事業創出を担うコンサルタントとして活躍後、人事部の立ち上げ責任者、経済産業省委託事業の責任者として従事。
社会や経営の実態を見ていく中で、根本的な社会及び経済システム及び価値観の変革と、企業経営において利益と社会的価値の両立を実現したサスティナビリティ経営を推進することが必要とされる時代になっていくと考え、基幹事業であるプロシェアリングで社会課題を解決する仕組みをつくるソーシャルデベロップメント推進室を立ち上げる。
ライフワークでは、パラレルキャリアアドバイザーとして「女性がライフイベント、時間、場所にとらわれない働き方」をテーマに、メディアでのコラム執筆、イベント登壇等、ワークショップ開催も積極的に行う。