2017.11.16
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書籍『超高齢者社会2.0 クラウド時代の働き方革命』(檜山敦 著)にサーキュレーションが取り上げられました
東京大学先端科学技術研究センター 専任講師 檜山敦氏 の書籍『超高齢者社会2.0 クラウド時代の働き方革命』(平凡社)内でサーキュレーションが取り上げられました。
11月13日(月)にプレスリリースした「人材スカウター」導入によるIBM・東京大学・サーキュレーションの共同実証実験は、国立研究開発法人・科学技術振興機構研究成果展開事業【戦略的イノベーション創出推進プログラム】高齢社会を豊かにする科学・技術・システムの創成 高齢者の経験・知識・技能を社会の推進力とするためのICT基盤「高齢者クラウド」の研究開発(http://sc.cyber.t.u-tokyo.ac.jp/)の一環として行われており、檜山氏はその東京大学における推進役を担っています。
本書では、第3章・第4章を中心に計17ページに渡り、サーキュレーションの事業内容や「人材スカウター」の機能や働き方変革に果たす役割、フリーランスがプロジェクト単位で活躍する「インディペンデント・コントラクター」という働き方の拡大の可能性について述べられています。
ICT(情報通信技術)活用は、人生100年時代におけるシニア層の心身の健康と豊かな人生に寄与するだけでなく、シニアの活力を社会に還元する働き方をつくり出すことができる。そんな超高齢化社会に光をさす新しい働き方が最先端の技術の紹介と共に描かれています。ぜひご一読ください。
■著者プロフィール
檜山 敦
1978年熊本県生まれ。東京大学工学部卒。同大学院工学系研究科博士課程修了。博士(工学)。
複合現実感、ヒューマンインタフェースを専門として、超高齢社会をICTで拡張するジェロンテクノロジーの研究に取り組んでいる。
東京大学IRT研究機構特任助教、同大学院情報理工学系研究科特任講師などを経て、現在、東京大学先端科学技術研究センター専任講師。
2017年4月より理化学研究所革新知能統合研究センターチームリーダーを兼務。
Laval Virtual Trophy、IFIP Accessibility Awardなど各賞を受賞。