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ブランディング

ブランドコンセプトの明確によりホームをほぼ満室の状態に

東洋ウェルフェア株式会社 様 社会保険・社会福祉・介護事業

背景・課題

有料老人ホームの事業においてブランディングが定まっておらず施策に一貫性がなかったものの、事業所内にブランディングや広報を担える人材がおらず、具体的な施策がわからなかった。

ProSharing Consultingの導入結果

プロシェリングの活用により、ブランドコンセプトの言語化に着手。顧客と顧客課題、ニーズ、提供する価値などが明確になった。さらにブランドコンセプトが明確化したことにより集客に成功した。

背景・課題

同社は約15年前に有料老人ホームの事業を立ち上げた。高級老人ホームとして打ち出していたものの、言語化やペルソナ設計などのブランディングができておらず、施策に一貫性がない状況だった。加えて社内に広報ができる人材もいないため、目標としている「全部屋を常に満室に」という状態にはほど遠い状態だった。新規入居契約数を増やす施策と実行体制づくりが必要だった。

ソリューション

Phase0
【無料】課題/解決策ご提案
Phase1
ブランドコンセプトの明確化
Phase2
ブランドコンセプトの共通化
Phase3
体制整備
Phase4
ブランドコンセプトに合わせた業績の策定〜実行
プロシェアリング
コンサルタント
(サーキュレーション)
  • ・「内部統制や集客のためのブランドコンセプトの明確化」というソリューションを提案
Phase1以降は伴走
プロ人材
  • ・ビジネス構造の整理
  • ・顧客の不の洗い出し
  • ・過去のデータを元に入居者数、退去者数などのデータ化
  • ・UX設計などのアウトプットをもとに理解の共通化
  • ・課題の再定義
  • ・3ヵ年のKPIの策定
  • ・見学者向けのエレベーターピッチの作成
  • ・見学者向けの導線設計
  • ・見学会の体験価値向上のための設計
  • ・新規入居契約率向上に向けた受け入れ体制の強化
  • ・入居者契約数、見学者数の月次目標設定
  • ・達成ストーリーの明確化
  • ・飛び込み見学者向けの次回予約までの設計

SCROLL RIGHT

導入成果

プロシェアリングの活用によりブランドコンセプトが明確になり、業績目標も定めることができた。それによって集客は増加。ホームもほぼ満室の状態になった。

  • 顧客と顧客課題、ニーズ、提供する価値といったブランドコンセプトを明確化
  • ブランドコンセプトに合わせて業績目標を明確化。その達成のための戦略と施策の設計・運用、それが出来る体制を構築
  • 集客成功率を上げるためにブランドコンセプトが伝わるサービス・コンテンツの企画と具体化

課題解決後の展開について

東洋ウェルフェア株式会社では、愛知県岡崎市を中心として7拠点10事業所の介護福祉施設を運営しています。
その中で、基幹事業としている有料老人ホームの運営について苦戦をしていました。

事業所を開所した20年前と比較して、周辺エリアでの介護施設数も大幅に増加していく中、当該事業所では具体的な集客プロセスを持たずに事業運営を進めて参りました。開所当初は満床状態を保つことができていましたが、近年では最新設備を備えた他法人の新規オープン施設に入居申し込みが集中するなど様々な影響を受け、当事業所では空室が目立つようになりました。
職員一同は「あの施設は新しいから」「うちはもう10年以上経っているから」とハード面だけを空室の理由とするような意見も飛び交っていた中、プロ人材小嶋様により多くの考え方を学ぶことができました。

ご提案いただいたソリューションを中心にコンサルティングを進めていただく中で、今回のプロジェクトに参画していたメンバー各々がリーダーとしての自覚を開花させたことにより、指示待ちではなく自ら行動できる組織に成長できたように感じています。この度のコンサルティングを通じて 「ひとづくり」に大きなお力添えをいただけた点に大変満足をしています。おかげさまで、プロジェクト終了後もリーダー達が常に自走できており、数年ぶりの満床が近づいてきました。目標として定めていた令和6年度中の満床に向けて、引き続きアクション数にこだわって取り組んでいきます。

約2年6ヵ月という長期に渡り、多大なるご支援を賜り、誠にありがとうございました。

左:東洋ウェルフェア株式会社 執行役員 事業本部 本部長 内部監査室長 筒井 頼仁氏
右:同社 有料老人ホーム サン・ケアレジデンス 施設長 大村 晶美氏

Professionalプロフェッショナル人材

小嶋 真司

中小企業経営に特化したコンサルティング会社にて、居酒屋FC加盟店60店舗中59店舗赤字の状態から2年で59店舗⿊字化を達成。自身が創業に関わり取締役も務めていた美容サービス・化粧品会社では、美容事業を管掌し戦略⽴案〜経営管理設計〜組織構築に従事し、売上伸⻑率240%を達成。その後に化粧品関連企業では、取締役として化粧品NBの再生と海外化粧品ブランドの⽴ち上げを担当。営業組織ではセールフォースを使ったTHE MODEL式の業務フローとKPI策定、経営管理の運⽤を導入し売上拡大に取り組む。 コンサル側、事業会社側での経営視点があり、IPOの失敗経験も踏まえた経営⽀援が可能。特に業態開発(ならびに業態改善)と初期立ち上げを中心に支援を行う。

ProSharing Consultantプロシェアリング コンサルタント

平澤 幸治

アパレルショップの開業を夢見て大学卒業後、アパレルSPA会社に入社し企画・生産・商品管理など携わった後、開業し独立。その後、IT系メガベンチャーへジョイン。BtoC/B営業、パートナーセールス、新規事業などを経験。その後、スタートアップに創業メンバーとしてJOIN。独立採算制を用い、経営ノウハウを学ぶ。2019年にサーキュレーションに入社し、現在は地元東海エリアのコンサルタントとして活動。