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生産管理

生産ラインを自動化することで生産性向上と人員配置の最適化へ

桂新堂株式会社 様 和菓子製造メーカー

背景・課題

以前から箱詰め工程等の自動化を構想していたが、実現できずにいた。しかしコロナ禍において現場の必要人員を確保することが難しくなってきたため、パッケージに関する全ての工程で自動化を検討していた。

ProSharing Consultingの導入結果

プロシェアリング活用により、工場の全面自動化に着手したことで出荷納期の短縮化につながり、人員配置の最適化に取り組むことができた。

背景・課題

同社は、コロナ前後で売上が3割減少していた。加えて生産現場における高齢化も伴い、以前の売上水準に戻ったとしても対応出来る体制ではなかったため、対応できる体制の構築が急務だった。また同社では2022年8月までに強固な生産体制を構築を目標として、リソースの最適化を図るプロジェクトを自社内で立ち上げ、8割程度までは対応できる体制は作れていたが、生産ラインを自動化していくノウハウが不足していた。

ソリューション

Phase0
【無料】課題/解決策ご提案
Phase1
現状把握
Phase2
要件設計
Phase3
ベンダー選定
Phase4
導入サポート
プロシェアリング
コンサルタント
(サーキュレーション)
  • ・「生産体制の構築/自動化」というソリューションを提案
Phase1以降は伴走
プロ人材
  • ・現状把握
  • ・現場のヒアリング
  • ・問題点の洗い出し
  • ・具体的な機械の寸法や細かい機械種類の選定
  • ・作業工程の見直しの提案
  • ・納期管理
  • ・機械導入の順位づけ
  • ・仕組みのデジタル化を推進
  • ・施策改善に向けての詳細のアドバイス

SCROLL RIGHT

導入成果

プロシェアリングを通じて、プロ人材の経験・知見を活用することで工場の機械化が可能となった。それによって工場運営に必要な人数・人員配置について見直しを行うことができた。

  • 機械導入による自動化に8人かかっていた作業が4人に削減
  • 24時間体制での稼働が可能になり、計画通りに生産ができる体制の構築
  • 食堂を撤廃することで、これまで過剰となっていた労務費用の適正化

課題解決後の展開について

今回のプロジェクトで支援いただいた自動化ラインの今後の課題は二つです。

一つは操業時間内における稼働率を高めることです。 
そのため「生産品切り替え時間の短縮」「機械操作の標準化」「機械操作の従業員教育」「事前メンテナンスによるチョコ停防止」に取り組んでいます。 

二つめは人員フォーメーションの省人化です。
より少ない人員による生産体制を構築することによって、深夜帯を含む稼働時間延長を可能にします。

この先見込まれる売上増に対して、多くの人員増を要することなく稼働時間を延ばすことを目的として取り組みます。 その他にも生産効率を向上することのできる工程や作業は多く存在しています。 
「工程連結」「半自動化」「検査自動化」「遠隔操作化」「デジタル化」の切り口で、さらなる生産性向上を目指しています。

取締役 生産管理部長 近藤 貴之 氏

Professionalプロフェッショナル人材

A氏

年商5000万円社員数5名規模の自動車製造部品会社に入社し5年後には専務就任。 その後、自動車業界に留まらず、自動化がなかなか進んでいない食品業界に参入し、食品の製造装置の開発を主導。2023年度は年商25億円に到達し、売上の約4割を食品関連から創出できるまでに成長を牽引しました。

ProSharing Consultantプロシェアリング コンサルタント

左:平澤 幸治、右:黒石 真菜実

(平澤)アパレルショップの開業を夢見て大学卒業後、アパレルSPA会社に入社し企画・生産・商品管理など携わった後、開業し独立。その後、IT系メガベンチャーへジョイン。BtoC/B営業、パートナーセールス、新規事業などを経験。その後、スタートアップに創業メンバーとしてJOIN。独立採算制を用い、経営ノウハウを学ぶ。2019年にサーキュレーションに入社し、現在は地元東海エリアのコンサルタントとして活動。 (黒石)新卒4期生として入社後、首都圏サービス業界のコンサルタントとして、主に不動産建設業のお客様を担当。その後、より深くプロジェクトの伴走に携わりたいという思いから、カスタマーサクセスチームへ異動。常時、全国の約90件のプロジェクトに伴走し、多岐に渡る経営課題・プロジェクトのフォローアップを担当している。