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商品開発

独自の商品開発と販路確保で売価が30%アップ、障がい者の方の時給も向上

一般社団法人はーとプロジェクト 様 障がい者福祉、就労継続支援事業

背景・課題

障がい者就労支援事業の賃金向上のため、育てた作物をそのまま売るのではなく加工販売によって付加価値を向上させたかったが、6次産業や流通に詳しい人が社内におらず、数年踏み切れていなかった。

ProSharing Consultingの導入結果

プロシェアリング活用により、市場で求められる加工食品開発とOEM先の選定、販売先の目処が立って売価が1.3倍になり、障がい者の方の時給を約100円上げることができた。

背景・課題

障がい者就労支援事業の賃金向上のため、育てた作物をそのまま売るのではなく加工販売によって付加価値を向上させたかった。数年前から6次産業や流通について調査していたが、実際に事業化する際に供給量の確保や独自の慣習がハードルとなり、前に進められていなかった。

ソリューション

Phase0
【無料】課題/解決策ご提案
Phase1
現状把握・競合優位性分析
Phase2
仮説検証・商品試作
Phase3
商品開発、製造元委託の検討
Phase4
販売先委託の検討
プロシェアリング
コンサルタント
(サーキュレーション)
  • ・「付加価値を高める商品開発と販路の確保」というソリューションを提案
Phase1以降は伴走
プロ人材
  • ・商品開発にあたっての需要調査
  • ・自社の強みを活かせる商品の検討と決定
  • ・加工食品会社の候補の選定と面談
  • ・食品会社との提携についてレクチャー
  • ・OEM先、加工食品会社の選定
  • ・商品試作後、JA愛知北など販売先候補との調整
  • ・JA様主体、産直のところに置いていただく
  • ・清水食品様や朝日様のネットワークでの販路確保
  • ・青果業卸業者への販路確保

SCROLL RIGHT

導入成果

プロシェアリングの活用により「付加価値を高める商品開発と販路の確保」に着手し、売価が30%アップ、障がい者の方の時給も上昇するという成果が出た。

  1. 自社作物の6次加工品「さつまいもチップス」の開発と生産・販売経路が確保できた
  2. 付加価値の高い商品の開発によって芋の販売価格が30%上昇し、障がい者の方の時給を50~100円引き上げられた
  3. 6次加工のための生産会社の検討手法、流通販路の獲得などのノウハウが獲得できた

課題解決後の展開について

月2回のプロジェクトでしたが、間に時間が生まれることで思考の整理もでき、ちょうど良い頻度でご支援していただきました。
朝日さんには福祉事業という制約もある業種の中で、我々だけではなかなか踏み切れなかったことを力強く後押しいただき、さつまいもチップスという商品も開発でき、6次加工から流通までの一連の仕組み創りを体験できました。
今後も商品開発や新しい事業の形を考える中で、教えていただいたことは今後に活かせると思います。会社の資産、財産となるプロジェクトの機会をいただき、サーキュレーションさんにも感謝しています。

一般社団法人はーとプロジェクト 代表理事 大森 秀樹氏

Professionalプロフェッショナル人材

朝日 輝行

清水食品の常務取締役を経て、モンマルシェ設立に参画し代表取締役社長に就任ののち、退任。商品企画(レトルト食品・ドレッシング等)、材料調達、販売戦略まで一気通貫で実施し従業員20名の食品通販会社で年商2.5億円事業創出。代表就任後も事業計画作成、商品企画、販売、営業人材育成まで全てに携わり、現場と商品をこよなく愛する食品業界のプロフェッショナル。

ProSharing Consultantプロシェアリング コンサルタント

鈴木 太陽

大学在学中に飲食店を共同創業し、リクルートへ転職。その後大手Webサービス会社を経て、2019年にサーキュレーションに入社。東海支社のメンバーとして主に岐阜県を担当。製造業の品質管理体制強化・生産性向上プロジェクトや人材採用プロジェクトなど多岐にわたるテーマでの支援を推進。