2025.05.21

プレスリリース

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【調査結果】プロ人材の約8割が日常的にリスキリングを実施
〜年収向上とスキル拡張の関係性とは?サーキュレーションが登録プロ人材約600名に調査〜

28,000名以上のプロ人材の経験・知見を複数の企業でシェアし、経営課題を解決するプロシェアリング事業を運営する株式会社サーキュレーション(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:福田 悠、以下サーキュレーション)は、登録プロ人材623名に対して「プロ人材のキャリア形成についてのアンケート」を行いました。フリーランス・副業・兼業という多様な働き方の選択肢が広がる中で、今後そうした選択を検討する個人にの参考となるよう、今回調査結果の一部を公表します。本調査は、プロ人材のキャリア形成やスキル拡張に関する実態を把握し、学び続けることの価値を考察することを目的としています。

人手不足が深刻化するなか、「人への投資」による生産性向上は、企業経営にとって非常に重要なテーマとなってます。「リスキリング(職業能力の再開発・再教育)」は内閣府が2024年に発表した「骨太の方針」に盛り込まれ、2022年に岸田前首相がリスキリング支援として5年間で1兆円を投じると表明したことを皮切りに、政府も助成金などあらゆる支援策を積極的に講じています。

リスキリングについて、本調査では、プロ人材が日常的にスキルアップに取り組んでいるということが分かりました。プロ人材の「学びの頻度」「対象分野」「学習媒体」「年収との関係性」などを分析した結果、学び続けることがキャリアや価値の向上につながることが明らかになりました。

■調査結果概要
・プロ人材の約8割が日常的に学習を実施
・学習頻度と年収には相関が見られ、特に週4回以上学ぶ層は年収1,000万円以上の割合が高い傾向
・学習の媒体は「オンライン有料講座」「専門書」「オンライン無料講座」が上位に
・多くのプロ人材が専門外分野にも積極的に学習を広げており、プロとして活躍するためには高い学習意欲が必要
・過去に役職経験がある人材は独立後も高い市場価値を維持している傾向

■調査結果詳細
1.プロ人材の約8割が日常的に学習を実施
「リスキリング」とは職業能力の再開発、再教育を意味しています。自身の専門性を活かして業務委託で活躍するプロ人材の8割以上が、専門としている知識の習得のため学習を「している」「過去に習得した」と選択しており、得意分野や専門分野の延長線上での学習(能力開発)は、プロ人材にとって自然な取り組みといえます。

 

2.学習頻度と年収には相関が見られ、特に週4回以上学ぶ層は年収1,000万円以上の割合が高い傾向
年収の増加に合わせて、学習頻度が「毎日」または「週4〜6回」の回答が多くなっており、学習頻度と年収には関係があることが示唆されます。単に知識を得るだけでなく、それを日々の習慣として取り入れていることが、結果的に年収向上にもつながっていることが窺えます。

 

3.学習の媒体は「オンライン有料講座」「専門書」「オンライン無料講座」が上位に
学習をしているプロ人材がどのような媒体を使用して学習しているかについては「オンライン有料講座」「専門書」「オンライン無料講座」「YouTubeなど無料動画」の順となりました。コロナ禍をきっかけにオンライン環境が急速に整備されたことに加え、場所を問わずに学習できる利便性や、専門性の高い講座を手軽に受講できる点が評価されていると考えられます。また、実務で活かせるスキルを短期間で効率的に習得したいというプロ人材ならではの志向も、YouYubeを含むオンライン講座の人気を後押ししていると推察されます。

 

4.多くのプロ人材が専門外分野にも積極的に学習を広げており、プロとして活躍するためには高い学習意欲が必要
また専門外の分野についてもプロ人材の76%が「している」「過去に習得した」を選択しており、取り組みを行っていることがわかります。プロ人材と呼ばれる人は専門外の分野の学習も一定行っており業務へ生かしている可能性が考えられます。専門性を土台としつつも、それにとらわれない学習姿勢があるからこそ、変化の激しい市場でも適応・活躍し続けられるのかもしれません。

 

5.過去に役職経験がある人材は独立後も高い市場価値を維持している傾向
役職の経験がある人ほど年収1,000万円以上の割合が高く、「役員経験あり」「課長〜本部長クラス経験あり」「役職経験なし」の順で年収1,000万円の割合が増えていることがわかりました。役職経験は独立後の年収に好影響と言えます。職責の中で培ったマネジメント力や意思決定経験が、プロジェクトの推進や顧客企業への信頼に繋がっていると考えられます。現場力と経営視点の両輪を備えた人材が、より高い市場価値を持っていることを示しています。

 

■調査概要
調査期間:2024年10月18日(金)〜10月31日(水)
対象者:サービス登録プロ人材
有効回答者数:623名
手法:Googleフォームによるアンケート調査

プロシェアリングを活用し最適なプロ人材と共に進めていくことで、社内のリソースだけでは解決できなかった経営課題を解決することが可能となります。サーキュレーションは、今後も外部のプロ人材を活用いただくことで、様々な経営課題を解決し、企業の変革の一助を担っていきます。

【企業概要】
会社名  株式会社サーキュレーション
公式HP https://circu.co.jp/
代表者  代表取締役社長 福田 悠
設立   2014年1月6日
所在地  東京都渋⾕区神宮前3-21-5 サーキュレーションビルForPro
「世界中の経験・知見が循環する社会の創造」というビジョンのもと、外部プロ人材の経験・知見を複数の企業で活用するプロシェアリング事業を運営しています。高い専門性を有するプロ人材の経験・知見を雇用ではなくプロジェクトベースで活用頂くことで、企業の抱える課題の解決、ミッションの達成を支援します。
28,000名以上のプロ人材のリソースから、企業の経営課題・業界・成長フェーズ・社風・経営における理念・思想を鑑み、企業に最適なプロ人材を選出、課題解決プロジェクトチームを組成します。登録している20代から70代のプロ人材は、インタビューを実施し、独自の人材アセスメントにより、スキル・経験・志向性・人物について適正な評価・知見を蓄積しています。2014年設立以来、導入実績は5,457社/20,501プロジェクトを数えます。(2025年1月末時点)

【プレスリリースに関するお問合せ先】
株式会社サーキュレーション 広報
TEL: 03-6256-0467
FAX: 03-6256-0476
Email: public_relations@circu.co.jp

【調査結果】プロ人材の約8割が日常的にリスキリングを実施

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ACCESS GUIDANCE

サーキュレーション本社へは3つの駅を
ご利用頂けます。

東京メトロ明治神宮前駅 出口5より徒歩5分

JR原宿駅 表参道口より徒歩8分

東京メトロ表参道駅 A2出口より徒歩10分

道が入り組んでおりますので、下の道案内をご確認頂き、気を付けてお越しください。
※「竹下口交差点」を起点としたご案内となりますのでご了承ください。

1

竹下口の交差点から表参道方面へ

2

信号を渡って直進します

3

二つ目の角を左折します

4

左折した先を直進します

5

左手に本社サーキュレーションビルが見えます