2023.12.13

プレスリリース

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サーキュレーションが内閣府によるデータ連携基盤を活用した地域DXの実装手法調査研究事業の一部業務を受託

〜自治体の外部DX人材を活用した地域DX推進を支援〜

23,000名以上のプロの経験・知見を複数の企業でシェアし、経営課題を解決するプロシェアリング事業を運営する株式会社サーキュレーション(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:福田 悠、以下サーキュレーション)は、内閣府における令和5年度「データ連携基盤を活用した地域DX事業におけるデジタルサービスの実装手法等に関する調査研究」(委託先:EYストラテジー・アンド・コンサルティング(株))内で実施する「DX人材のチーム組成及び地域への派遣業務」を受託しました。
サーキュレーションからは、データ連携基盤を活用したデジタルサービス実装に取り組む自治体のDX推進をするため、DX領域の高い専門性と豊富な経験・知見を持つプロ人材チームを組成し、プロジェクトを支援します。

■「令和5年度 データ連携基盤を活用した地域DX事業におけるデジタルサービスの実装手法等に関する調査研究」(以下本調査)の実施背景
政府は令和9年度までにデジタル実装に取り組む地方公共団体を1,500団体にすることを目標として掲げ、「デジタル田園都市国家構想交付金(以下、デジ田交付金)」を通して地方公共団体を支援しています。中でもデジ田交付金(実装タイプ)TYPE2/3では、データ連携基盤を活用した横断的な分野での複数サービスを単年度で実装する取組を後押ししています。

他方で、TYPE2/3 の事業推進には複雑な事業設計力、複数のサービス実装を並行して推進するマネジメント力、複数のステークホルダーとの調整力などが共通課題として存在しています。現在、地方公共団体ではCIO補佐官の任用等、外部のデジタル専門人材の活用に加え、専任部署の設置、職員向けの研修など、地域のDX推進に向けた庁内の体制整備が徐々に広がっていますが、デジタルを活用した取組を主体的に推進していく庁内のデジタル人材が慢性的に不足しているのが現状です。

ついては、データ連携基盤を活用した横断的な分野での複数サービスの実装にあたり、大規模なデジタル実装事業特有の課題を洗い出し、ノウハウを収集していくとともに、かつ庁内の事業担当者だけでなく、外部のデジタル専門人材を活用した体制の構築が求められています。

■本調査の目的
本事業では、デジ田交付金(実装タイプ)TYPE2/3にてサービス実装済/執行中の地方公共団体における事業等を対象に以下の2つの業務を行います。

(A)「DX人材チームの組成及び地域への派遣」を通じた課題抽出、進捗管理、及び成果とりまとめ・考察
(B)「デジタル田園都市国家構想推進交付金(デジタル実装タイプ)TYPE2/3の採択事業における実装手法の検証」を通じた、ノウハウ・知見等を含んだ実装手法の明確化と取りまとめ

サーキュレーションは上記のうち(A)業務を受託し、期間は2023年11月中旬から2024年3月下旬を予定しています。

■本調査におけるサーキュレーションの業務内容
本調査でサーキュレーションは昨年度の実証実験(※)同様に、自治体が主導する地域のDX事業に対し、異なるスキル・経験・属性を持つDX人材複数名によるチームを組成し、派遣及び支援を行うことで、自治体における必要な人材要件の定義の仕方、適切な外部人材の関わり方、ステークホルダーへの関与・支援の在り方やマネジメント方法に関する調査を行い、地域へのDX人材チーム派遣モデルの確立を目指します。
(※)昨年度の事業についてはこちら:https://circu.co.jp/news/20221026-3621/

支援先の一つ、石川県能美市への支援イメージ

■石川県能美市の自治体DXプロジェクトの紹介
石川県能美市は、人口約49,700人(令和5年11月1日時点)で、金沢市と「小松空港」がある小松市とのほぼ中間に位置し、日本海と能美丘陵、手取川に囲まれ、海・山・川の豊かな自然環境に恵まれた市です。 国内有数の先端産業を集積し、県内産業の中心的機能を担っています。

能美市は「デジタル田園都市国家構想推進交付金(type2)」に令和4年度と令和5年度に採択されており、「能美スマートインクルーシブシティ構築事業」を通して、能美市の強みである市民力(他者とのつながり・貢献)とデジタル技術の融合により、移動が少なく、誰もが孤立せず、住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができるスマートインクルーシブシティの実現を目指しています。

具体的には、
・医療、介護、福祉の共通プラットフォームの構築
・データ共有、活用などにより遠隔医療や在宅見守りシステムを構築
・デジタルリテラシーが低い方も利用可能な通信インフラ環境を地域拠点(自治公民館等)に整備することで、地域福祉の場やボランティア等と連携しながら、市民が個別状況に応じて、子育て支援、買い物支援、移動支援などを最適に利用できる総合生活支援サービスの創出を図る狙いです。

上記の取り組みに対して、自治体だけではカバーしきれない専門的領域およびプロジェクトマネジメントの領域を当社が支援いたします。

■問い合わせ先
DX 人材のチーム組成及び地域への派遣業務 事務局
株式会社サーキュレーション 鶴見(つるみ)、久保(くぼ)
メール:alliance_p@circu.co.jp
電話:03-6256-0467
※問い合わせの際は「内閣府事業における自治体DX調査事業の件」とお伝えください。

サーキュレーションは、プロシェアリングを通して一つの地域だけでは解決できなかった課題に取り組むことで、地域活性化をはじめとした社会課題の解決に貢献して参ります。

【企業概要】
会社名  株式会社サーキュレーション
公式HP https://circu.co.jp/
代表者  代表取締役社長 福田 悠
設立   2014年1月6日
所在地  東京都渋⾕区神宮前3-21-5 サーキュレーションビルForPro
「世界中の経験・知見が循環する社会の創造」というビジョンのもと、外部プロ人材の経験・知見を複数の企業で活用するプロシェアリング事業を運営しています。高い専門性を有するプロ人材の経験・知見を雇用ではなくプロジェクトベースで活用頂くことで、企業の抱える課題の解決、ミッションの達成を支援します。
23,000名以上のプロ人材のリソースから、企業の経営課題・業界・成長フェーズ・社風・経営における理念・思想を鑑み、企業に最適なプロ人材を選出、課題解決プロジェクトチームを組成します。登録している20代から70代のプロ人材は、インタビューを実施し、独自の人材アセスメントにより、スキル・経験・志向性・人物について適正な評価・知見を蓄積しています。2014年設立以来、導入実績は4,716社/16,289プロジェクトを数えます。(2023年10月末時点)

【プレスリリースに関するお問合せ先】
株式会社サーキュレーション 広報/竹内
TEL: 03-6256-0467
FAX: 03-6256-0476
Email: public_relations@circu.co.jp

サーキュレーションが内閣府によるデータ連携基盤を活用した地域DXの実装手法調査研究事業の一部業務を受託〜自治体の外部DX人材を活用した地域DX推進を支援〜

ACCESS GUIDANCE

サーキュレーション本社へは3つの駅を
ご利用頂けます。

東京メトロ明治神宮前駅 出口5より徒歩5分

JR原宿駅 表参道口より徒歩8分

東京メトロ表参道駅 A2出口より徒歩10分

道が入り組んでおりますので、下の道案内をご確認頂き、気を付けてお越しください。
※「竹下口交差点」を起点としたご案内となりますのでご了承ください。

1

竹下口の交差点から表参道方面へ

2

信号を渡って直進します

3

二つ目の角を左折します

4

左折した先を直進します

5

左手に本社サーキュレーションビルが見えます