大手電気工事会社向けの現場検査アプリPoC 開発プロジェクトにおけるテクニカルPM/PL支援(フルリモート・ビジネスタイム外可)
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職種
- PM
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エリア
- 東京都
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稼働率
- 40~80%
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単価
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〜64万円/月
- 業界
- 案件カテゴリ
業務内容
大手電気工事会社向けの現場検査アプリPoC 開発プロジェクトにおけるテクニカルPM/PL支援
BIM(Revit)由来の位置・部屋情報を活用し、iPad を中心とした iOS ネイティブアプリ+クラウド(API/DB) によって、工程内検査・巡回チェック・写真台帳作成を効率化することを目的としたプロジェクトです。
「既存アプリよりも一歩進んだ BIM連携検査アプリ」を目指しており、 PoC 後の本開発・横展開まで見据えた設計が歓迎されます。
PoC ならではの割り切り(やらないことを決める)も含め、スコープコントロールに主体的に関わっていただきたいと考えています。
<想定業務内容>
技術構想策定とエンジニアマネジメントに重心を置いた PM / PL 業務をご担当いただきます。
※顧客との折衝・業務要件ヒアリングは 当該企業メンバーが担当します。
(1) 技術構想・アーキテクチャ設計
・既存の検討資料・会議ログ(BIM連携構想、モック方針 A/B/C 等)を読み込み、iOS ネイティブ + オフライン対応 + Revit 連携 という前提で、システム構成・データフロー・インターフェースを再整理
・具体的には:
・iOS ネイティブアプリの構成(ローカル DB、同期機構、認証・暗号化など)
・サーバ側 API/DB モデル設計(検査点・結果・写真・帳票出力用テーブル)
・Revit / ACC Docs などからのデータ取得・前処理の方針
・写真・帳票出力(既存フォーマットへのマッピング)の実現方法 など
(2) MVP スコープ定義とバックログ整理
・「現場が使えそうと思う条件」「SpiderPlus との差別化要件」を踏まえた上で、PoC で実装すべき最小機能(MVP) を定義
・Must / Should / Nice to have の優先順位づけ
・ユーザーストーリー・バックログに落とし込むところまでサポート(プロダクトオーナー的な役割は当該企業メンバーが担う)
(3) エンジニアリングマネジメント
フロントエンドエンジニア(0.5名想定)とバックエンドエンジニア(0.5名想定)を対象に
・タスクの技術分解、実装方針のレビュー、工数感の見立て
・スプリント単位での進捗・品質のモニタリング
・詰まりポイントの技術調査・手ほどき
(コードの直接実装までは必須ではありませんが、必要に応じてペアプロ・サンプルコード提示ができるレベル の技術力を期待)
(4) 技術的な顧客説明の支援(必要に応じて)
・顧客向け打ち合わせの同席は「必要なタイミングのみ」を想定
例)オフライン同期の制約、BIM連携の限界/将来拡張などを説明する場面
・基本的なファシリテーション・議事進行は当該企業メンバーが行うため、テクニカルな論点の補足・回答を中心とした立ち回りを想定
■募集背景
クライアント側での DX 構想(BIM 活用・現場支援アプリ)に対し、今年度中に PoC を実行する方針が固まっており、 短期間で確実にやり切るためのテクニカル PM / PL が必要 となったため。iOS ネイティブ+オフライン同期+BIM連携といった構成での経験値を補完する目的で、外部の専門性を求めています。
※働き方:フルリモート。ビジネスタイム外の活用一部可。
必須要件
・Web / モバイルアプリの アーキテクチャ設計経験
・クライアント(モバイル)+ API サーバ + RDB の構成での設計・PL 経験
・iOS ネイティブアプリ開発の知見
・Swift / SwiftUI 等を用いたプロジェクトでテックリードまたは上位エンジニアとして参画した経験
・オフライン前提アプリ(ローカル永続化・同期)の設計理解
・RDB・API 設計の実務経験
・SQL ベースのスキーマ設計(検査結果・写真・帳票など)
・REST API 等のインターフェース設計
・小〜中規模チーム(2〜5名程度)での テクニカル PM / PL 経験
・PoC やアジャイル開発でのスコープ調整・優先度付けができる方
歓迎要件
・建設業・製造業など、現場向けアプリ/検査・保全系アプリ の開発経験
・BIM / CAD 関連の知見
・Revit や IFC データの扱い経験
・3D モデルと 2D 図面の座標・属性マッピングに関する理解
・写真台帳・検査報告書など、帳票生成システム の設計・実装経験
・大企業向け(情報システム部門・現場部門など複数ステークホルダー)のPoC / 内製化支援プロジェクトの経験

担当者コメント
建設現場の進捗管理や工程管理はレガシーなシステムに依存しているのが現状です。
ユーザーと一緒に開発をし、現場の悩みを解決していく達成感を味わえます!