ジョンソン&ジョンソンDX推進、ゴディバCDOを経て独立。多くの戦略策定の実績を保有するデータドリブンマーケター

宮野 淳子 氏
業態変革・デジタルトランスフォーメーションマーケティング戦略
経歴
- 日本ロレアル
- デジタルマーケティング事業部統括
- アマゾンジャパン
- ソーシャルマーケティング事業部統括
- ジョンソン・エンド・ジョンソン
- DX・新規マーケティング企業戦略部門統括
- ゴディバジャパン
- CDO
- 独立
プロフィール
日本ロレアルでは世界 No.1 化粧品ブランドであるロレアル パリの立ち上げ要員として入社し、ダイレクトマーケティング/CRM/デジタルマーケティングを統括。アマゾンジャパンではソーシャルマーケティングで実績を残しジョンソン&ジョンソンではDX推進部門のトップとして同社にとって世界初となるオムニチャネル化の事例創出に成功。ゴディバ ジャパンのCDOを経て2020年独立。現在はデータドリブンマーケティングの経験知見を武器にBtoB、BtoC問わず大企業のDX推進を支援。
プロ人材の対応可能支援範囲
宮野 淳子氏の支援範囲
創業期
新規事業開発 , 新商品開発 , 海外進出 , 認可取得・特許取得 , 販路開拓・営業強化
成⻑期
中期経営計画策定 , マーケティング戦略 , 営業組織強化 , WEBマーケティング , 小売店舗開発 , 生産管理 , 品質管理 , 物流改革・SCM
成熟期
業務改善 , アーキテクチャ設計・リファクタリング , 事業承継・M&A , セキュリティ強化 , 管理部門立ち上げ・ガバナンス強化・内部統制
フェーズ
共通
ブランディング・
広報
コーポレートブランディング・プロダクトブランディング , 広報組織立ち上げ・強化
人事
人事制度設計 , 人材採用 , 人材開発・人材育成 , 労務管理 , 働き方改革・テレワーク
経理・財務、その他バックオフィス
経理・財務体制強化 , 資本政策・資金調達 , IPO・IR強化・鞍替え , 法務
新たな脅威・
技術革新、
トレンドに対する対応
業態変革・DX , AI・機械学習 , ブロックチェーン , D2C・EC強化 , SDGs , オープンイノベーション , BCP
SCROLL RIGHT
プロとしての価値観を形成するまで
新卒で入社した日本ロレアルでは、世界No.1化粧品ブランドロレアル パリの日本立ち上げから関わりました。
日本でのブランド認知がない中、競合が数十倍も予算を持つ強力なメガブランドであるという環境下のため、本社フランスから常に「奇跡を起こせ」と言われる非常に厳しい仕事環境でした。予算をかけずに効率的にクリエイティビティが高いプランを作る事で成果を出す経験を積みました。
その後も数社、戦略立案に強い外資企業での業務経験と実績から、外部の企業様からご相談を受ける機会が増え、副業でアドバイザーを始めました。その際に、自分の経験が非常に多くの方の意識改革に役立ち、それが結果に繋がっている事が嬉しく、独立するきっかけになりました。
消費者の変化は目まぐるしく、また、人は1日の中でも感情が変化する物だと思います。情報量が多すぎる現在では、いかにブランドも一人一人のユーザーに寄り添い、強い人間関係を築いていく事が大切だと考えています。
また、これをいかに確実性高くビジネスで実現していくのかが必要だと思います。私がこのように考える背景は、勤務してきた全ての企業で非常に素晴らしい方達に恵まれ、とても貴重な経験をさせて頂いたお陰です。全ての企業・関係者に対して心から感謝をしています。
仕事や人生で大切にしていること
一番大切にしている事は、業務の目的を明確にする事です。
DXやオムニチャンネルをやりたいとよくご相談を頂きますが、何故それが必要なのか、その投資がどのような良い影響をもたらすのか、売上としてどのような貢献があるのかを徹底して考える事です。
確実性高く結果を出していくためには、徹底した消費者理解と市場理解、そして数年先の予測が必要であると考えています。いかに有効なデータを取得し、見えない物を見えるようにしていくか、数年先を見据えた時に既存ビジネスを既存のやり方で進めていくべきなのか、もしくは変革が必要なのか、新規ビジネスが必要なのか、などを導き出していきます。その上で短期・中長期戦略を構築していき、必要な変革を社内に起こしていくというプロセスを取るようにしています。
また、その組織の環境、人材環境に沿ってプランニングをし、関係者を巻き込み一丸となって進める事を非常に大切にしています。自分にとっての成長や、多くの方にお会いして色々な情報を得ることを自分の人生では大切にしています。
これから多くの企業様を通じて多くの方と出逢える事を非常に楽しみにしております。
宮野 淳子氏の事例
グローバルメーカーのデジタルマーケティング基盤構築に成功
非公開医薬品メーカー
背景・課題
- オンライン購買の加速、激化する市場環境と消費者の行動変容によりシェア減少の懸念が「グローバル」で課題となっていた
- 新規顧客を効率的/効果的に獲得し、かつ顧客のブランド離脱防止する策を「グローバル」で考え、戦略的に実行する事になった。しかし具体的な手法がわからず、従来通りのマーケティング/営業活動に限界を感じていた
成果
- 自社で未購入者ターゲット層、購買者層のデータを取得するためのシステムとプロセスを構築
- マーケティング活動を、マーケティングの枠をこえた経営視点での戦略的事業活動へと変革を行い、「グローバル」初のモデルとなった
自身がプロジェクトにアサインされた理由
- アマゾンでEC事業に携わっており、MAツールを使ったマーケティング業務の改善実績があった
- ロレアルでデータ・ドリブン・マーケティングの考え方を身につけており体系立てて施策立案から推進までリードする力を持っていた
チーム体制
- レポートライン:社長、副社長
- メンバー:30名
プロジェクトで意識したポイント

- データ蓄積を念頭にオペレーション設計すること。自社で未購入のターゲット層、購買者層のデータを取得するためにはどうすれば良いか?という視点で消費者データ取得システム・マーケティングオートメーションシステムの構築とプロセスを設計しました。
- 消費者理解を徹底すること。ユーザーごとの興味関心/行動/ライフステージを理解し、購買前から購買後までのカスタマージャーニーを作成して仮説を立てました。
- パーソナライズドなマーケティングコミュニケーションを設定すること。作成したジャーニーを基に自社ブランドが選択されない理由とその属性とタイミング、購買後から他社への乗り換えモチベーションの把握、離脱防止、それぞれのステージで消費者に寄り添う形でのマーケティングを世界初で実現させました。
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